エクスプローラ (or マイ コンピュータ) の使い方

「エクスプローラ」は ディスプレーの左下の方にある スタート ボタンの上で、 右クリックして 表示されるメニュー

から起動するソフトで、 「マイ コンピュータ」は デスクトップの上のアイコン

をダブルクリックして起動するソフトである。 共に、ディスクの中身を見たりするためのツール (道具) で、 ほとんど違いがありません。

「マイ コンピュータ」の起動直後の状態は下のようになっています。 (ツール バーが見えていない時は メニューの「表示」/「ツール バー」/「標準のボタン」をクリックしてください。

ツール バーの「フォルダ」をクリックすると下のようになって、 「エクスプローラ」と同じになります。

「エクスプローラ」では起動直後に下の図のように 左側の窓に見える場所が「スタートメニュー」 の中になっています。 「スタートメニュー」の内部を修正することはあまりないため、 ディスク ツールとして考えた場合には、 「マイ コンピュータ」の方が便利なようです。

ドライブとフォルダ

マイコンピュータ (or エクスプローラ) は (ハード) ディスク (disk) の内部を見るための道具である。 計算機のディスク駆動装置はドライブ (drive)と呼ばれる。 マイ コンピュータの起動直後にはドライブが表示されている。

Windows の場合にはドライブは

A, B, C, ....

のように名前がつけられ、次の規則に従っている。 (FD = フロッピーディスク駆動装置、HD = ハードディスク駆動装置)

A ドライブFD
B ドライブ2 台目の FD
(最近は FD は一台しかない)
C ドライブ内蔵 HD

ハードディスクを増設すれば、順番に D, E, ... のように名前が付くが 一台のハードディスクを見かけ上 2 つ以上のディスクに分割することが できるため、ドライブ名とディスク駆動装置が一対一に対応していないこともある。 CD-ROM などのディスク駆動装置では、ハードディスクの次のドライブ名が 割り当てられることもある (例えばドライブ E) が、 別途にドライブ Q のように名前をつけられることもある。

以上のように計算機に接続されている各ドライブの中に文書ファイルや プログラムファイルが保存されているが、 一般に計算機内部には非常に多くのファイルが保存されているため、 フォルダ (folder) (あるいはディレクトリ (directory)) と称する入れ物を作って、その中に保存するのが普通である。 (ドライブ自身もフォルダです。)

本学情報処理センターの Windows 機で「マイ コンピュータ」を起動すると、 ドライブ W, X, Y, Z が表示されますが、ドライブ W, X, Y は サーバ上の共有フォルダで、Z が各ユーザ固有のフォルダです。 W, Z, Y, Z はネットワーク上に存在しているため、ネットワークドライブと 呼ばれます。

「マイコンピュータ」でツール バーの「フォルダ」をクリックして、 左側にフォルダを表示します。 フォルダの前に プラス + が付いていれば、 これはこのフォルダの中に更にフォルダがあることを示している。 この場合には プラス + をクリックすると、 フォルダが展開されて、 プラス + マイナス - に 変化する。また マイナス - をクリックすると、フォルダが閉じて マイナス - プラス + に変化する。

各々のドライブはもともと一つのフォルダである。この下にフォルダが いくつも作られていくが、一番上のフォルダのことを ルート (root) という。ルートは の根のことで、フォルダは順番に枝分かれしていくため 全体が木のような形になり、その根という意味である。


C :\
   ├appl
   │  └ VS
   │     ├ Common
   │     ├ Vb98
   │     └ Vc98
   └ Winnt
         ├ Profiles
         ├ system
         └ system32

フォルダ (あるいはディレクトリ) の全体が木の形をしていることから、これを ディレクトリ ツリーと呼ぶ。 (フォルダを畳んでいるため木の形に見えないことが多いが) エクスプローラ (or マイコンピュータ) の左の窓に表示されているものは実のところ ディレクトリ ツリーである。

フォルダーの概念 (フォルダーは入れ物)

同じフォルダには与えられた名前をもつファイルあるいはフォルダは唯一つである。 (Windows ではファイル名、フォルダ名の大文字小文字は区別されない。) 異なるフォルダには名前の同じファイルが存在することができる。そのため、 ファイル名のみではファイルを特定できない。次のようにして絶対ファイル名によって 区別することができる。

  1. C のルートの sample.c というファイルの絶対ファイル名は
    c:\sample.c
  2. C のフォルダ appl の中の sample.c というファイルの絶対ファイル名は
    c:\appl\sample.c
  3. C のフォルダ appl の中のフォルダ VS の中の sample.c というファイルの 絶対ファイル名は
    c:\appl\VS\sample.c

フォルダの作成

新規にフォルダを作成してみよう。 マイコンピュータを起動して、ツール バーの「フォルダ」を クリックして、左側にディレクトリ ツリーを表示する。 以下のようにドライブ Z を指定して、中を覗く。

メニューの 「ファイル」/「新規作成」/「フォルダ」を選択する。

すると以下のように、「新しいフォルダ」というフォルダ が作成され、フォルダ名の変更状態になる。

Back Space キーで名前を削除して、名前をつける。 例えば「program」とし、変更を確定するためにエクスプローラ の窓の中で何もない場所をクリックする。

フォルダ名、ファイル名の制約
フォルダ名、ファイル名には一部の記号以外の英数字、 日本語を使用することができるが、次の点は注意しておく方がよい。
  1. フォルダ名、ファイル名に使用することができる記号は OS に 依存している。例えば Windows で作ったファイルを UNIX に 持ち込むときなどに問題が起きる。そのため、 記号は使用しない方がよい。但しアンダースコア_ はどの OS でも 使用可能である。
  2. フォルダ名、ファイル名に日本語を使用することは可能であるが、 一部のソフト (英語版のソフトなど) で 日本語のファイル名などに対応していないものがある。
フォルダー間の移動

ドライブ間の移動やフォルダー間の移動は、左の窓の中のアイコンをクリックするか、 右の窓の中のアイコンをダブルクリックすればよい。

「左の窓でドライブ z のアイコンをクリック」するか、「右の窓でドライブ z のアイコンをダブルクリック」すると 下のようにドライブ z にあるフォルダとファイルの一覧が右の窓に表示される。

フォルダやファイルにはアイコンが付いている。 フォルダには

の形のアイコンがついている。 (ただしこれはフォルダごとに変更可能である。 フォルダを指定して右クリックしてプロパティを見てみればわかる。) フォルダの中に入るには 「左の窓でアイコンをクリック」するか、「右の窓でアイコンをダブルクリック」すればよい。 こうすると右の窓にフォルダの中にあるフォルダやアイコンが表示される。 またファイル名の拡張子に txt が付いているファイル (テキストファイル) には次のようなアイコンが付いている。

これはマウスでダブルクリックすると、メモ帳でこのファイルが開かれることを意味している。 Windows では拡張子に応じて、異なるアイコンが割り当てられている。そのため、 ファイルを保存するときに拡張子を間違えると非常に困ることになる。

ショートカットの作成

ショートカット (あるいはショートカットアイコン) はファイルなどの分身に相当するものである。 始終使用する実行ファイルは、そのショートカットをデスクトップに作成して、 ショートカットをダブルクリックして起動するのが普通である。

ショートカットを作成したいファイルの上で右クリックし、表示されるメニューから 「ショートカットの作成」を選択する。

作成されたショートカットをデスクトップにドラッグすると、 デスクトップ上にショートカットのコピーが作成される。

以後はショートカットをダブルクリックすればプログラムが起動する。

デスクトップ上にショートカットを作成するには、ファイルを右クリックして そのままデスクトップにドラッグしてもよい。そうすると、メニューが表示される。 表示されるメニューから 「ショートカットをここに作成」を選べばよい。

ファイルのコピーと移動、および削除

ファイル (あるいはフォルダ) のコピーはテキストのコピーと全く同じようにすればよい。

エクスプローラの右の窓で ファイルやフォルダを指定して、メニューの 「編集」/「コピー」を選択する。

次に目的のフォルダに移動して、メニューの 「編集」/「貼り付け」を選ぶ。


別の方法もある。ファイルやフォルダを指定してから、マウスを右クリックすると表示される メニューの「コピー」を選択する。

目的のフォルダを左の窓でクリックしてから、マウスを右クリックすると 表示されるメニューの 「貼り付け」を選択する。


ファイルやフォルダの移動は最初に 「コピー」するかわりに 「切り取り」するだけで十分である。


ファイルを削除するには、エクスプローラでクリックしてファイルを指定してから、 メニューの 『ファイル/削除』を選択すればよい。

またファイルやフォルダを指定してから右クリックすると表示されるメニュー から「削除」を選んでもよい。

複数ファイルの選択

ファイルを削除などする際に、複数のファイルを指定することができる。

複数のファイルを指定するには 2 つ方法がある。

  1. ファイルを一つ指定してから、別のファイルを Shiftを押しながら マウスでクリックする。すると、2 つのファイルの中間にあるファイルが 全部指定される。
  2. ファイルを一つ指定してから、Ctrl を押しながら、 マウスでクリックすると、一個づつ、余分に指定される。

以上の方法以外にも、 マウスをドラッグして複数のファイルを指定することができる。 これは上の 1 の方法の類似である。 下の絵のように (ファイル等が) 何もない場所から、マウスをドラッグすると、 長方形が現れ、この長方形と交わっているファイル名が反転する。

またフォルダ内のすべてのファイルを選択するには メニューの「編集」/「すべて選択」を選べばよい。

フォルダのサイズの表示

フォルダの中のファイル サイズを知りたければ、 フォルダをマウスで指定して、右クリックして表示される メニューから プロパティーを選択すればよい。

しかし、この方法では本学情報センターのドライブ Z のファイル サイズの総計は 知ることができない。表示されるのはサーバにおけるユーザ全員のファイル サイズの総計のみである。 各個人のファイル サイズの総計はドライブ Z のファイルを全て指定して、 反転している箇所で右クリックして表示されるメニューから プロパティーを選択 する必要がある。

エクスプローラの設定変更
表示の変更

エクスプローラの右窓にファイルやフォルダが表示されますが、 この表示方法を変更するには メニューの 「表示」/「詳細」などを選択します。

ファイルやフォルダの 表示方法は次の一つから選択できます。

「詳細」を選択するとファイルの作成年月日、ファイルの大きさなどが 表示されます。

また「縮小版」を選ぶとフォルダ内に絵やホームページがあると それを縮小した状態 (thumbnail と呼ぶ) を表示してくれます。多くの写真 (jpeg) を同じフォルダに 保存しているときに、探しやすくなりますが、場合によっては、かなり大きなファイル (thumbs.db) が 別途作成されます。(thumbs.db はエクスプローラからは見えないと思います。 FTP などのソフトでフォルダ内部を見るとみつかります。)

拡張子と隠しファイルなど

Windows のファイル名は一般に次のような形をしています。

Windows のファイル名は一般に一箇所にドット . があり、 ドットより後方を『拡張子』と呼びます。例えば

  1. notepad.exe, pbrush.exe はそれぞれ、 『メモ帳』, 『ペイント』の実行プログラムで、 拡張子は exe (エグゼと読む) です。 一般に実行可能なプログラムの拡張子は必ず exe です。
  2. テキストファイルの拡張子は必ず txt とします。

Windows では拡張子と実行ファイルが関連付けられていて、例えば Word のファイル (拡張子が doc) のファイルをエクスプローラからダブルクリックすると Word が起動し、ファイルの内容を表示するようになっています。

以上のように、Windows ではファイル名の拡張子は非常に重要な役目を持っていますが、 マイ コンピュータ (or エクスプローラ) は初期条件でファイル名の拡張子を表示しません。

ファイル名の拡張子を表示するようにしていないと、各種アプリケーションでも 拡張子を表示しなくなります。例えばメールの添付ファイルの拡張子も表示しません。 ウィルス メールの大半は実行形式のファイル (拡張子が exe, pif など) が添付されていて、受信者が添付ファイルをダブルクリックすることによって、 感染します。従って、ファイルの拡張子を必ず表示するほうが安全です。--- メールの添付ファイルが 実行形式のファイルであればウィルス メールと考えるほうが普通です。

ファイルの拡張子を表示するためにはメニューの 「ツール」/「フォルダ オプション」 をクリックして、 「表示」 タブを クリックします。

次の表示になりますから、ここで 「登録されているファイルの拡張子は表示しない」 のチェックを外して (単にマウスでクリック)、 「適用」をクリックします。

『登録されているファイルの拡張子は表示しない』を、エクスプローラが 初期条件にしてあるのは、エクスプローラでファイル名を表示すると、 登録されているファイル名の直前に絵 (アイコン) が表示され、 そのアイコンの形から拡張子が判断できるようになっているためです。 しかし、「詳細」表示をしているときには、アイコンは小さいので拡張子が表示されているほうが、 見やすいと思います。

またマイ コンピュータ (or エクスプローラ) は初期条件ですべてのファイルを 表示しているわけではありません。すべてのファイルを表示するには、 上のように表示されているフォルダ オプションの 『すべてのファイルとフォルダを表示する』をクリックします。

『すべてのファイルとフォルダを表示する』の反対が『隠しファイルおよび 隠しフォルダを表示しない』です。 これはエクスプローラで隠しファイルなどを誤って削除しないようにするためです。 (Windows のシステムフォルダなどには隠しファイルが随分ありますが、 Windows のシステムフォルダを覗かなければ、あまり関係しません。 それ以外に拡張子に dll がついたファイル (ダイナミックリンクライブラリ) などが「隠しファイル」になっています。 従って特別な作業をするときに『すべてのファイルとフォルダを表示する』を ON にして、 作業が終了すれば 『隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない』 を ON にする方がより安全であることになります。)

以上のオプション設定の箇所に

という語句が見られます。

これをクリックすると、すべてのフォルダの 表示が同一となります。私は、通常は

  1. 「表示」の「詳細」を選び
  2. 「すべてのファイルとフォルダを表示する」をクリック
  3. 「登録されているファイルの拡張子を表示しない」のチェックを外し

その上で「現在のフォルダ設定を使用」を選択しています。 但し、これでは「マイ コンピュータ」を起動した直後に表示される ドライブも「詳細」表示になってしまうので、ここだけは「大きいアイコン」 を選択しています。また画像ファイルを保管しているフォルダに関しては 「縮小表示」となるようにもしています。